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物乞いする子供たち
ニューヨーク在住、pinkyさんのホームレスに関しての記事、そして教授ことsabretoothjapanさんの物乞いに関する記事を読んで、かねてからいつか書こうと思っていた「貧しい国」の子供たちについてをまとめてみようと思います。

かつて80年代の終わりにアメリカとメキシコの国境の町サンディエゴに住んでいた頃、夫の会社の工場がメキシコ側(ティファナ)にあった関係で、何かにつけ国境を越えメキシコを訪れていました。その頃のティファナはアメリカでの仕事を求めメキシコ各地からやってきた人たちで溢れかえっていて職に就けない人も多く、交差点や国境のアメリカ入国のための検問に並ぶ車の列には、いつも物売り・押し売り的窓ガラス拭き(寄ってきて勝手に窓を拭いてお金をよこせと言う)・芸をする人(口にガソリンを含み、それを吹き出して火をつける)・ただの物乞いなどが集まっていました。
そんな物乞いの中には小学生くらいの子供がとても多く、アメリカ人観光客は子供達を見ると得意の人道主義を発揮して何がしかのお金をあげるのが常でした。 子供達に寄ってこられて何もあげないのはかなり心地が悪いし、あげないでいつまでもつきまとわれるのは正直言ってうっとうしいしということで、私もクォーター(25セント)程度のコインをあげてしまうことが多かったのですが、ある日そんな子供達を見て言ったメキシコ人の知人の言葉には深く考えさせられてしまいました。
「子供達のことを思うのならお金をあげないで欲しい。何も考えずにお金を得ることができてしまったら、この子達はそのまま何も考えない大人になってしまう。そういった大人が溢れてしまったら、メキシコはおろかな国になってしまう。」


そして数年後、今度はインド、ニューデリーへ。この町も膨大な人口をかかえ、貧困にあえぐ人たちがとても多い町でした。交差点に車が停まると物乞いがよってくるのはティファナと同じなのですが、デリーで目立つのは赤ちゃんを抱いた10代前半の少女たち。「こんな少女が乳飲み子をかかえ、仕事をするわけにもいかず・・・」という構図なのですが、実はこの裏には物乞いの元締めが存在しているのだそうです。赤ちゃんを抱いている方がお金をもらえるチャンスが多いということで「赤ちゃん貸し業」なるものがあり、借りた赤ちゃんを抱いて物乞いをしているのです。「哀れな子供達」を助けているつもりが、実はずる賢い大人を太らせている。 そしてこうやって食べていくこと知った少女達が母親になった時、今度は赤ちゃんを貸し出す側に回るという悪循環。


もっと遡る80年代前半、私が新卒で就職したのは世界中に駐在員を送り出している某商社。アフリカのとある国の駐在員から聞いた話はまだお尻に卵の殻をつけているようなヒヨッコには決して忘れられない衝撃的な話でした。 
それは確かナイジェリアのこと。貧しい家では子供に物乞いをさせるためには五体満足ではあまりお金をもらうことができないからといって、生まれたばかりの子供の目をつぶしてしまったり、足を折ってハンデを作り出してしまう。そしてそんな不自由になった体で成長し大人になると、目が見えない人は足の不自由な子供を買って自分の目の代わりに使い、足の不自由な人は目の見えない子供を買って自分の車椅子(というか台車)を押させる。


今も世界のいたるところに貧困があり、日々の食事さえもままならない人がいるのは事実。 その人たちに手を差しのべるのも大切なことではあるけれど、そのことによりさらなる悲劇が生じたり、将来貧困から抜け出るための芽が摘み取られるようでは何の意味も無いのではないでしょうか。 
街角で情にほだされてポケットの小銭を差し出すよりも、はっきりと背景のわかっている組織への寄付や支援の方が、長い目でみたら大きな実となるのではないかと思っています。今現在、そういった「貧しい」国に在住の方はもちろんですが、旅行で途上国に行って物乞いにすがられた時にその場で施しを与えることが果たして本当の解決策なのか、ちょっと考えてみていただきたいと思い書いてみました。

*多くの国際空港には残った小銭などを寄付するための募金箱が設置されています。


注: 上記の各国の状況は2005年現在のものではありません。
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by KURIinHK | 2005-01-31 12:06 | Comments(26)
オリエンタル・チューインガム
a0025439_20222429.jpg別に目を皿のようにして変なものを探して歩いているわけではないのに、やたらと目につく「アレレ」なものたち。

これもかなり前から気になっていて、いつか店員さんの目を盗んで撮ってやる!(くれぐれも、「盗る」ではありません!!)と思っていたのですが、思うところがあってついに買ってしまいました。

「CHEWING-GUM of the ORIENTALS」って?

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パッケージを見ると・・・

これはどう考えても


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スルメ~!!
それも剣先スルメ・・・(もしかして、だから『Ken-Ken』?)

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「思うところ」はこれ。ちりめんの類がと~っても高いため野菜と合わせるたんぱく質に手詰まっての窮余の策。スルメ(予想外に固かったのでお酒に浸しておいた)とキュウリ、セロリ、わかめをポン酢であえてみました。スルメを漬けたお酒もそのまま使ったら、スルメにちょっと甘みがついていたらしく、甘ったるくなってしまいました。 次回(またやる気?)は水で戻して漬け汁は捨てることにいたしましょう。 
ちなみにソフトさきいかやイカクンも野菜と合えるとおかずになります。
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by KURIinHK | 2005-01-30 20:27 | 食! | Comments(16)
A/X
a0025439_18164416.jpgアルマーニ・グループでありながらアメリカを拠点とし、アジア各地に展開しているカジュアルラインのアルマーニ・エクスチェンジ。 日本には何故か未だに直営店が出店していないようですが、私の好きなブランドの一つです。

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そのアルマーニ・エクスチェンジのこのTシャツ。 その名もヘルピング・ハンド(Helping Hand)。このTシャツの収益は津波被災者の救援のため赤十字に寄付されるのだそうです。

企業PR、もしくは集客戦略という見方もあるかもしれませんが、私はこういうのって「ガンガンやるべし」と思っています。
あの津波から早1ヶ月。人は忘れる生き物だから、少しでも何かができればという最初の気持ちを思い出すためにも、人目をひくことに関わっている企業のこういった動きは支持していこうと思います。 (A/X Tシャツ、HK$250 約3400円)
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by KURIinHK | 2005-01-29 18:18 | ファッション&ショッピング | Comments(14)
作ってみた
a0025439_13591420.jpg先日韓国人の友人の家でご馳走になったポテトパンケーキをさっそく作ってみました。ジャガイモをすりおろして塩を入れ油をしいたフライパンで焼くだけという友人の言葉をブログに載せた手前、もしうまくできなかったらちょっと申しわけないかも・・・。

ほんとうにできました。しかも友人の家で食べた時は焼き立てというわけにはいかなかったけれど、今度は焼き立て。味はしっかりじゃがいもでハッシュドポテトの味なのに食感はモチモチ。超お薦めです。
塩はジャガイモ(中)1個に軽くひとつまみくらい、油は普通のサラダオイルにしましたが、バターやオリーブオイル、ゴマ油などを使うとまた違った味わいになると思います。これとスープでランチになるくらい、しっかりと食べ応えもあります。

プレーンのもので充分美味しいけど、黒ゴマ・カリカリベーコン・粉チーズ・パセリ・カイエンヌペッパー・・・いろいろなバリエーションも楽しめそう。

マイブームになりそうな気配です。
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by KURIinHK | 2005-01-29 13:59 | 食! | Comments(12)
クラスメートと共に
a0025439_030967.jpg今日で今期のBritish Councilの授業はおしまい。授業の後、全員で飲茶に行きました。先生も一緒に行く予定だったのに他の先生の代講が入ってしまった関係で生徒だけとなってしまって、ちょっと残念。

先生の都合を考えて選んだお店はBritish Councilの目の前のIsland Shangri-la Hotel内「夏宮

叉焼包は皮の割に具の少ないところが多いのですが、ここのは具もたくさんで満足!

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叉焼包の具と似た甘めの味付けのミートソース的な具の入ったパイ(のようなもの)。サクサクの皮がおみごと!!

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緑のうす~い皮に包まれているのはプリップリのエビ餃子。 手前は小ぶりの椎茸に詰め物のしてあるもの。上に乗っているのはもしかしてアワビ?

他に小籠包(小さいけど美味しかった)、お米でできた太い麺のヤキソバ。どれもとても上品な味でした。 一人約1500円也(昨日の夜より高い~~!!)。

来期は2月16日スタート。全8人のこのクラス、来期もこのままのクラスで継続は3人。私は火・木クラスの方が時間の都合がいいため、そちらに変更。一人は現在思案中。二人は来期は受講予定無し。一人は日本に一時帰国中。というわけで今後はバラバラ・・・でも2月末には台湾人の家で皆でバーベキューをする約束です(^^♪
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by KURIinHK | 2005-01-28 23:19 | 食! | Comments(16)
美食坊
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昨夜は香港人2人・韓国人1人・日本人2人という顔ぶれで『黃埔花園(ワンポアガーデン)』という大マンションに夕食に行きました。この黃埔花園、香港島のセントラルからはホンハム行きスターフェリーに乗って、チムサーチョイ(九龍側の繁華街)からはミニバスに乗って行くことができるのですが、香港としてはそれほど背の高くないマンションが何十棟か集まり、敷地内には巨大なJUSCO(船型をしていて、すご~く目立つ!)を初め、たくさんの店舗・レストランがあり、ここの中だけで充分暮らしていける一つの町になっています。日本人学校に便利だということもあって、日本人もたくさん住んでいるのだそうです。

a0025439_1855811.jpg黃埔花園には日本からのパッケージツアーに組み込まれるくらいの人気グルメビル「蔡瀾美食坊」があります。このビルは「料理の鉄人」にゲスト出演したり香港のレストランガイドを出したりして日本でも有名な蔡瀾氏のプロデュースしたものです。
私たちが行ったのは「詠藜園」という坦々麺の有名店でした

a0025439_18553121.jpg坦々麺は3段階の辛さが選べます。何事も経験!一番辛い物を頼みました。
もちろん辛かったのですが、辛さに負けないゴマの風味やザーサイ(多分)の酸味、肉デンブ(挽肉のようなものではなく、干した肉をほぐした・・・のかなあ・・・フワフワしたもの)の食感などがとてもバランス良く、「な~るほど!」というお味でした。

a0025439_18554922.jpg蒸し鶏の紹興酒漬け(多分・・・多分ばかりでごめんなさい。何度もこの店に来たことのある日本人と香港人の友人が注文を決めてくれたので、ちゃんとした料理名は不明です)。見た目は皮と脂肪が多くてちょっと苦手っぽい感じだったのですが、食べてみると脂っこさはなく美味でした。ただ中華料理の鶏ってだいたい骨付きで、食べにくいのが難点です・・・^_^;

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これもこの店の名物なのだそうです。 超薄切りの茹で豚。タレが絶妙です。
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水餃子。ラー油っぽいタレがかかっていました。中味は豚。ノド越しのいい薄い皮に包まれています。
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エビ炒め。卵白と片栗粉をまぶして炒めたと思われるエビは外側はつるん、中味はプルプル。黒酢が添えられてきましたが、ほんのりとした塩加減がいいのでそのままで充分おいしかったです。

写真はありませんが他に青菜炒めも注文。これもおいしかったです。

これだけ食べて一人1200円弱。 人気なのもうなづけます。 
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by KURIinHK | 2005-01-28 19:07 | 食! | Comments(14)
もう~い~くつねると~♪
a0025439_2335052.jpgご存知の方も多いかと思いますが、中国文化圏では新暦のお正月よりも旧正月(農暦新年/チャイニーズニューイヤー/ルナニューイヤー)が盛大に祝われます。

今年の旧正月は2月9日。あと2週間で新年ということで、香港の町もだんだんお正月の飾りつけが目立つようになってきました。

来年の干支は鶏(Rooster)。 あれ~!! このビル鶏に化けてる~!
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by KURIinHK | 2005-01-26 23:05 | 香港探検隊 | Comments(37)
チーズケーキ♡
a0025439_22421762.jpg日本から背負ってきたお菓子類も着実に消化され、大物は非常用(どんな事態??)として冷凍庫に備蓄されている京観世を残すのみ。 次に日本の美味しいお菓子を味わうのはいつのことかと思っていたのですが・・・

日本からの出張者のお土産でいただきました(^^♪。
GRAMERCY NEW YORKの「ニューヨークチーズケーキ」です。

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濃厚なチーズの風味とレモンのさわやかな香り。なめらかなのに重厚な食感。しっかり食べ応えがあるのに全然重くなくって・・・要するにうま~~~~い!

ごちそうさまでした(*^_^*)
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by KURIinHK | 2005-01-26 22:44 | 食! | Comments(20)
本格韓国家庭料理!
9月から始まった英語のクラスも旧正月を再来週に控え今週末でおしまい。
以前も書きましたがうちのクラスは香港人2人(一人は男性)、韓国人2人、台湾人1人、日本人3人(そのうち一人は11月末から日本に帰国中)という小規模かつ国籍がうまいバランスで散らばっているクラスです。 そのせいかとても仲が良く、授業の開始10分くらいはいつも先生も交えての雑談、終わった後もこれまた先生を交えて10分くらいあれやこれやの雑談をして、その後3~4人でランチに繰り出すことがしょっちゅう。

今日はその中の一人(韓国人)の自宅に私以外の日本人2人を除く5人でお招ばれしました。

a0025439_20304024.jpg彼女の手料理・・・正真正銘の韓国家庭料理の数々です。個人のお宅だし、どうしようかなあ・・・と思いつつ「お料理の写真を撮ってもいい?」と尋ねたら、韓国人以外全員が一斉にカメラやカメラ付携帯を構えたので笑っちゃいました。

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一種のサラダ。 真ん中はクラゲです。 マスタード・砂糖・酢・ガーリックのタレをかけてよく混ぜて食べます。

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エビ・牡蠣・イカといった魚介類と豆もやしにチリペーストを加えて蒸し煮にしたもの。ピリ辛ですが見た目ほどではありません。魚介類がすごくいい味を出してました。

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豚キムチ。 豚をチリペーストや酒、砂糖、ガーリック等に一晩漬けたものとキムチを炒めたもの。

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プルコギ。 しいたけやタマネギも入っています。 「そうそう、コレコレ」という味。

a0025439_20332854.jpgチャプチェ。 生まれて初めて食べた時はこの春雨(のようなもの)のゴムのような食感が不気味に感じたものでしたが、食べ慣れるとクセになるフニュフニュ(笑)具合。 味がよくからんでいて、これも美味しかった~~!

a0025439_20335236.jpgそしてこれ! チヂミかと思ったらじゃがいものパンケーキでした。全員が絶賛!作り方を訊いてしまいました。じゃがいもをすりおろしたものに塩とグリーンピースを入れて焼くだけだそうです。 つなぎに粉は入れません。味付けも塩だけ。チヂミのようなタレも一切付けません。
他に魚(鯵に似ているけれど何だかよくわからなかった)を油で焼いたもの・トッポギに使うお餅の入ったスープ・グリーンピースごはん(日本の豆ごはんと違って塩味はついていません)・そして自家製キムチ。どれも韓国料理らしいパンチと、手作りの優しさの感じられる品々でした。
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デザートはレアチーズケーキ。もう一人の韓国人の手作りです。

一応うちのクラスはBritish CouncilのGeneral Englishのコースでは一番上のクラス(エヘン!)。必要に迫られて勉強している我々外人組はもちろん、香港人2人も語学に対する興味は人一倍あるので、話の内容は「自分の母国語と英語の違い」とか「韓国語と日本語の類似点」、「英語で話す時に注意していること」等々。外国人に日本語の語順や発音について説明をしていると、今まで意識しなかったいろいろなこと(日本語には「R」はあるけど「L」は無いってよく言うけど、実際は「R」と「L」の中間だなあ・・・とか)に気づいて、自分自身にとってもなかなかいい刺激になりました。

すご~く美味しくて、とっても楽しくて、頭もたくさん使った一日でした。
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by KURIinHK | 2005-01-25 20:45 | Comments(24)
不朽の名作?
トラックバックついでに(失礼!)、あんずさんのダーリン、香港お笑い界の巨星(ほんとうか??)まさじぃさんの名作シリーズ(勝手に命名)にTBします。


アホデミー賞外国作品賞ノミネート、

感動大作

主演  ワナベ・ジャケン

脚本
KURIモト・ソウソウ

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「獅王 潔白物語」

俺はシロだ~!! シロなんだ~!! 

タオルを持って映画館洗濯機の前に集合だ!

酵素パワーのト~ップ ♪~
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by KURIinHK | 2005-01-24 19:39 | 香港探検隊 | Comments(28)