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アイロン!
ペナン島へようこそのpenangさんのところで見た写真。懐かしさのあまり(ウソ!)トラックバックはもちろんのこと、お写真そのものをお借りしました。penangさん、ありがとうございます。

アイロン!_a0025439_15155079.jpgこの写真に写っているもの、それはアイロン。 ワタシが女学生の頃はこれは「火のし」と呼ばれておってのお、これでハカマにシャッキリと折れ目をつけるのがオシャレじゃったのじゃよ・・・って、さあワタシは何歳でしょう?!

・・・とまあ、私が100歳未満か否かはおいといて(笑)、ペナン島ではこれは骨董品として売られていたようですが、デリーではこの手のアイロンはまだまだ現役。それも「街角アイロン屋」がいて、歩道でブロックをアイロン台替わりにしてアイロン掛けをする姿をよく見かけました。

デリーでは家庭に電気アイロンがある家などというのはあまりなく(あっても停電が多いし・・・^_^;)、ちゃんとした会社勤めの人でもアイロンは街角アイロン屋に頼んでしまうようです。

ちなみに洗濯も洗濯機を使う家は少なく、洗濯専門の使用人(ドビー)を雇っていたり、街角洗濯屋(洗濯板を使ってビシバシ洗濯物を叩いたり揉んだり扱いたり・・・)を使ったりするようです。
乾すのも日本のように洗濯ロープや物干し竿に乾すのではなく、公園のフェンスとか空き地に広げて乾したり・・・まあサリーは長~い一枚布だから吊るすのは無理でしょうが・・・。オールドデリーの病院の横を通りかかった時、隣りの空き地にシーツを広げて乾してあったり枕カバーがフェンスにかけられていたのを見た時、「インドでは決して病気にはなるまい」と心に誓った私でした。

話が脱線しましたが、インドの衣服はサリーはもちろん北インド風のパンジャビ・スーツ(クルタ&パジャマ)等もすべて平面裁断。アイロン掛けにはとても楽な作りなので、こんなごっついアイロンでもあまり苦にはならないのかもしれません。


ところでこのアイロンの使い方、知ってる人手~上げて~~!(WさんとかK師匠は知っていそうな気がする・・・)
正解: おこした炭を本体に入れて使います。

50度近くなる真夏にはしたくはない商売・・・(-_-;)
by KURIinHK | 2005-03-28 15:23 | インド


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